文化・芸術

2012年9月11日 (火)

近況報告

Backcardoutside1まさに今年の夏は酷暑でしたが、ここのところようやく朝晩はだいぶすごしやすくなってきまたしたね。皆さん夏バテなのでまいっていませんか? 

さて9月はいろいろお知らせすることがあるのですが、先ずは僕の田舎の前橋で、2つのイベントがあります。

9月16日(日)は、前橋市下大島町464-4駒方バイパス沿いの関口梨勝園で、第12回JAZZ&BLUES FESTIVALにゲストバンドとして出演します。 (問い)090-4933-6472

3時からの福田重男 梨園Special

藤陵雅祐sax、小杉敏b、吉岡大輔です。

そして9月23日(日)は第3回、前橋「風のまち音楽祭」です、こちらは午後1時から、前橋文学館で、篠笛奏者の狩野嘉弘さんとDUOをやります。 写真はくしくも9月15日発売の僕がアレンジとピアノを担当した日本の叙情歌を集めたアルバムです。当日CD発売記念もかねています。 

そしてこの日のフィナーレ午後6時からは、前橋テルサの大ホールで、山口真文sax、市原ひかりtp、上村信b、奥平信吾dのスペシャルクインテットで演奏します。この音楽祭は、どの会場も入場無料です!

そして、東京のお客さんは、9月11日(火)代官山レザール;多田誠司saxデュオ。

9月25日(火)南青山BODY & SOUL 福田重男トリオ;上村信b、奥平信吾d、よろしくお願いします。

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2009年10月27日 (火)

持つべきものは友Ⅱ

持つべきものは友Ⅱ

呉で楽しんだ後は、この旅のメインの仕事場である山口県立田布施農業高校へ。

この仕事は、今から20年ほど前、下関で行われていたマリンピア黒井というジャズ・フェスティバルにマルタHIT&RUNで出演した時、当時同バンドでツインキーボードの一翼を務めていたキーボーディストの小川文明君の学生時代の友人である、古川昭夫くんが、このフェスティバルに聴きに来てくれた事に始まる。

この日の翌日はOFFで、その翌日が京都で仕事だったため、夜中の内に下関から柳井市(田布施の隣町)までクルマで移動して、翌日は海釣りを楽しんだ。一緒に行ったのは、古川君と、小川君、岩見和彦g、山本智彦b君という当時のマルタバンドのメンバーと古川くんの地元の友人であるヤッサンであった。 

この日から古川君と意気投合し、90年代前半~中半にかけて、柳井周辺のイベント仕事を企画してくれ、随分呼んでもらったものです。五十嵐一生tp 、道下和彦g、小山太郎d、井上信平fl、河原秀夫b、竹中俊二g氏らとその時々セッションバンドを組んでは、出かけていったものです。いやいや今更ながら、お世話になりました。ありがとうございました。 

さて、この日は、この高校の音楽の先生である古川くんの推薦で、山口県の行政職務の中の学校への芸術家派遣事業に選ばれ、僕が高校生の前でジャズピアノ演奏とジャズについてのお話をしたのでした。

まったくジャズを聴いた事のない高校一年の生徒が大半を占め、演奏中もほとんど終わりの拍手以外何の反応もなかったので、こりゃあ、とんでもないところに来てしまったなぁ、と内心焦り、途方にくれかかりましたが、何とか2時間近い公演を終えました。

公演中にA4サイズの紙がくばられ、生徒諸君は感想を書かされているようでしたが、どうせいやいやだろうと、何の期待もしていませんでした。

ところが、後で読ませてもらってビックリ! 紙面にビッシリ、僕の演奏&講義の内容にからめて、自分の意見&感想を、実に明快に書いてくれた生徒の多かった事!16才の自分には、あんな文章はまず書けなかったと思われる感想文ばかりでした。まあ、男子生徒は女子にくらべて見劣りはかくせませんがね~(まあ、オレもそんなもんだったよ)。

アンジェラ・ユキの手紙とLet it beのコード進行の類似性(ほとんど同じ)、Imagineは学校で見せているDVDで知っているからとか、学校の校歌をジャズ風にしたもの、どうも内容的にはこの3件がヒットしたようでした。校歌は最初アカペラで古川君にフルートで吹いてもらい、その後ジャズ風にしたコード進行で伴奏を付け、次に僕がその進行に沿ってアドリブしたのですが、「校歌はジャズになりますか?」と当日の打ち合わせで持ちかけられ、僕をその気にさせた教頭先生にも、大変喜んでもらえいました。

いやぁ、マジに(田布施辺りではブチと言った方がよいかな?)嬉しかったです。聴いていないように見えるお客さんでも、ふてくされて投げずに、演奏者が心の底から訴えかければ、伝わるんだな、という事がよ~く分かりました。勉強になりました。聴いてくれた生徒の皆さん全員に感謝します。ありがとうございました。 感謝感激です!

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2009年9月 8日 (火)

YouTube

Img_1811 これは、去る8月30日に駒沢大学のスタジオ・マルルーでのソロ・ピアノ・ライブでのスナップですが、このスタジオのオーナーである太田忠さんが、この日の模様をYouTubeに投稿して下さいました。

今まで、僕名義の演奏をYouTubeで鑑賞する事は出来ませんでしたが、これで、晴れてYouTubueデビューとあいなりました。 

今までの僕のYouTubeでの画像、特に音質があまりにもひどい事から、見るに見かねて、太田さんが動いてくださったのですが、 この日の演奏は、僕としては滅多に今までやってこなかったピアノ・ソロだという事も、ファンの皆さんには、興味深いのではないかと思います。 しかも、ピアノはスタインウェイのセミ・コン、調律その他のピアノのメンテナンスも、万全! 素晴らしいチャンスを与えて下さった、太田さん、本当にありがとうございました。

是非YouTubeに行って、「福田重男」と入力し、是非ご覧に~お聞きになってください。

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2009年1月31日 (土)

恩師に再会したような

Photo先ずは、1月27日(火)青山Bodyでの今年初LIVE にいらして頂いたお客様全てに感謝します。ありがとございました。今年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、そのBodyでは久々にベースの小杉さんとやったのですが、ここ一年の間に随分と聴きにいらして頂くようになったOさんから、ベースが変わると、トリオの演奏がガラッとかわりますね!と言われました。Oさんは、あまり小杉さんのプレーに接した事が今まで無かったらしく、しきりに「年齢を感じさせない!若くてて力強いプレーだ。俄然バンドがグルーブする」と、小杉ベースを絶賛しておりました。

ピアノトリオというアンサンブルはホント人数が少ないだけに、3原色の混ぜ合わせのようなものですから、やり手や聴く人(Oさんのような鋭い聴き手)には、メンバーが変わればまるで違う色に感じられるのだと思います。 

そう言えばあの日Bodyに行く前に、渋谷の文化村でクレーを中心にした美術展に行って来たのですが、彼の作品には、ちょうど耳の良い人にしか聴き取れない(これは聴音にすぐれている~絶対音感があるとかのレベルではありません)、微妙なハーモニーの変化に似た、色彩の変化、階調がありますね。 

上の写真は、僕が学生時代に駅からアパートまでの通り道にあった画廊のショーウインドウに展示してあったクレーの複製画で、欲しくて欲しくて、喫茶店でバイトして買ったもの。もうかれこれ30年以上僕の部屋(何度も引越ししましたが)に飾ってある、お気に入りの安物です(笑)。

高校生の頃から画集でクレーの絵画には親しんでいたのですが、初めて彼の絵画を実際に目にした時、ちょっとガッガリしたのを覚えています。

ピカソ展に初めて行った時のような、目もくらむような衝撃がなかったからです。ルノワールなどは、まったく興味がなかったのですが、本物に接した時の、あのどこから差し込んでくるの?の夥しい光には、ノックアウトさせられたものです。そういう驚きが、クレーの作品からはまったく感じられなかったのです。 ああ、画集と変わりないじゃないか?と。

ところが、一昨日はちょっと別の印象をもったのです。ピカソがストラビンスキーの絢爛豪華なフルオーケストラの作品なら、クレーはチェンバロで奏でられるバッハのフーガだな、と。地味と言ってしまえばそうなのですが、観れば観るほど、そのフォルムの精緻さ、色彩感覚の素晴らしさ、そしてそれらを統合する超人的忍耐強さを感じ、またまた30年ぶりにクレーに感動してしまったのでした。 

高校生の頃の自分は、おそらくクレーの絵のグラフィックな部分に興味があっただけだったのだと思います。物創りの厳しさなんて知りませんでしたから。

でも、歳をとって自分も少なからずアートの世界に居るようになってから接したクレーには、氷山の下の部分の巨大さに、脱帽させられました。

音楽でも映画でも、人を驚かすような派手さばかりが目立ち、世間的にもそれらに準じた作品ばかりがクローズアップされがちです。確かに僕らはお客さんがいて初めて成り立つ商売ですから、そういった興行収入は無視できません。だだし、外面的な事ばかり考えずに、もっともっと自分の仕事~作品に自己の全エネルギーを傾注せよ、とクレーの作品は語っているようでした。

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2008年12月20日 (土)

終焉

Img_1576 今年は100年に一度と言われる未曾有の金融恐慌が世界を揺るがしているが、ボクの大好きなクルマにとっても受難の1年でした。

年初から原油価格の高騰による世界的なガソリン価格の高騰で、排気量の大きな高級車、燃費の悪いスポーツカーは、反エコの槍玉に挙げられ、ハイブリットカーや軽への乗り換えが進んだ。そこえもって来て、リーマン・ショックによる金融危機が引き金になり、アメリカの工業株は大暴落、中でも過去100年に渡り強いアメリカの屋Img_1575台骨だったっ自動車産業、ビッグ3が、破産の危機に晒されているのは周知の事実でしょう。

これは最近よく耳にする「あのトヨタでもダメなんだから、ダメに決まっているよ」のトヨタが神宮外苑、絵画館広場で主催したクラシックカーフェスタでの1コマ。

上は世界初のガソリン自動車とされている、1886年カール・ベンツ作の、三輪車。

そんな発明家の努力から生まれたクルマが、20世紀に入り貴族~ブルジョアの道楽として発展をとげるが、庶民には未だ縁のないシロ物でしかなかった。そんなクルマを大衆のものに初めてしたのが、下のヘンリー・フォード作のT型フォードです。このクルマは何が画期的かと言って、そのフォードシステムと呼ばれるようになる、大量生産方式から生まれた事です。このシステムが普及したからこそ、クルマは大量生産が可能になり、一般大衆でもクルマが持てるようになった訳です。20世紀後半のクルマ社会は、このクルマから始まったといって過言ではないでしょう。

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2008年12月 2日 (火)

ISSM

Dsc02163_2 これは、11月18日に静岡市のグランシップ(静岡県コンベンションセンター)で行われたISSM(国際地下圏微生物シンポジウム)でパーティーでの演奏を依頼され、演奏直前の福田トリオの面々である。

このトリオのメンバーとは、嘗てDVDも制作した、映像向きのイケメン揃い(笑)。この日は国際的なパーティーとあって、珍しくも全員がネクタイ!をしている。実はセシルにはそんな指令が行き届かず、僕の予備のネクタイを貸してやったのですがね(笑)。

この日の演奏の模様は、この企画の立案&実現の功労者であられるDsc02166_2GorditoさんのBBSでの書き込みに詳しいです。

Gorditoさんの流暢な英語のアナウンスで呼び込まれ、演奏中に視界に入るお客さんは外人ばかり。まるで静岡はおろか、日本に居る事をふと忘れ、外国で演奏しているような錯角にとらわれました。

まっ、日本男児ここにあり!てな気分でしたよ。

最後にこの国際会議の総合プロデューサーであり、{なんかカッコいい事がやりたいんですよ福田さん」と言って、僕らのトリオを起用してくださった、静岡大学教授の加藤憲二先生、ありがとうございました。お疲れ様でした。

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